

クリスマスシーズンが近づくと、家のどこにツリーを飾ろうかなって悩みますよね。
ただ、風水の世界では、ツリーを置く位置ひとつでも運気の流れが変わると言われているんです。
ツリーは「木」の氣を象徴し、成長や発展をもたらす存在。そこに光る電飾やキャンドルの「火」の氣が加わることで、活気と繁栄を生む組み合わせになります。
つまり、クリスマスツリーは“木と火の氣が融合する特別な開運アイテム”なんです。
この考え方は陰陽道や陰陽五行説にも通じていて、自然のエネルギーを家に取り込む儀式のような意味合いを持っています。
古代の陰陽師たちも、光と樹木の氣を扱いながら、家庭の調和を祈っていたのだとか。
では、風水的にどの場所に飾ると運気がアップするのでしょう?
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まず注目したいのは、ツリーを置く方角です。風水では方角ごとに司る運気が異なるため、ツリーの位置を選ぶときもそれを意識しましょう。
例えば、次のような配置が運気アップに効果的とされています。
──この3方位はツリーの「木」「火」の氣と相性が良く、全体的に明るく前向きな氣を生み出します。
特にリビングの東~南側に置くと、家族のエネルギーが高まりやすいですよ。
逆に、北東(鬼門)や南西(裏鬼門)への設置は避けるのが無難です。氣の出入りが乱れやすく、せっかくの明るい氣が滞ってしまうからです。
ツリーは“氣の入口”である玄関や通路の真ん中には置かないことが大切です。
ツリーを飾るなら、家族が集まるリビングが最もおすすめ。部屋の中央より少し壁寄り、出入口から少し離れた位置がベストです。
また、ツリーの高さも重要なポイント。風水的には、星の飾りが人の目線より少し上に来る高さ(約1m~1.5m)だと、氣が上に向かって伸び、成長運を象徴すると言われています。
例えば、次のような配置を意識すると氣の流れがスムーズになります。
──このように配置すれば、ツリーが「守りと祝福の象徴」として働き、家全体に調和の氣が広がります。
クリスマスツリーの色や飾りにも五行のエネルギーが宿っています。
木の氣を持つツリーに、火(赤・灯り)や金(金・銀の飾り)を加えることで、五行の相生バランスが整うのです。
例えば、次のような色合わせが理想的とされています。
──これらを組み合わせることで、ツリーがまるで家の中心に“氣の灯”をともすように、運気を満たしてくれます。
五行で見たとき、ツリーは「木」の氣を主とし、電飾の光は「火」の氣。木が火を生み出す相生関係にあり、非常に縁起の良い組み合わせです。
そのエネルギーを最大限に活かす方角と配置は次の通りです。
──こうした五行バランスを意識することで、ツリーが単なる飾りではなく、「氣を循環させる装置」として働くようになるのです。
中国神話では、天をつなぐ「建木(けんぼく)」という神聖な木が存在しました。これは天と地、人と神を結ぶ象徴とされ、光を宿す神樹として語られています。
クリスマスツリーも同じように、“天と人を結ぶ光の樹”と考えることができます。
木の氣が家族の成長を、光の氣が希望や幸福を象徴し、年末の祈りと共に空間に明るいエネルギーを満たすのです。
五行要約
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