陰陽道っていうと、なんだか不思議で神秘的なイメージがありますよね。でも実は、めちゃくちゃ実務的で頭脳派な一面もあるんです。その代表が「暦(こよみ)」!
日食や月食の予測はもちろん、「今日はお祭り

占いとして有名な「九星気学」、実はルーツをたどると陰陽道に行きつくんです!
九星は「9つの星」といっても、夜空にある星じゃありません。 水・火・木・金・土の五行をベースに、「方位・色・性格」までを読み解く、超多機能な術数体系なんです。
このページではそんな九星について、それぞれの星の意味や方位、色との関係まで、わかりやすくかみ砕いて解説します!
九星(きゅうせい)とは、以下の9つの「星」のことを指します。
それぞれの星には、五行(木火土金水)、方位、色、干支などが割り当てられていて、「自分の星」を知ることで性格や相性、運勢の流れなどを読み解けるんですね。
九星は毎年「年盤」で位置を変えながら9年周期で回っていくので、暦や方位術と深く結びついています。
九星の基本属性をまとめると、こんな感じになります。
この「星=方位」の関係が、吉方位・凶方位の判断の基本になるんです。
九星の背後にあるのは五行思想です。 この五行には2つのサイクルがあります。
たとえば、木星(木の性質)は火星(火の性質)を生む=相生だから、良好な相性とされます。逆に、火星が金星を打ち消す=相剋なので、ぶつかり合いやすい関係とも言えるわけです。
九星にはそれぞれ「性格的な特徴=象意(しょうい)」が割り当てられています。
たとえば…
このように、九星はただの方位や色の記号ではなく、人間の本質や性格傾向まで読み解く鍵にもなるんです。
じゃあこの九星、どうやって活かせばいいの?というと…
日常のちょっとした選択にも使えるので、「なんとなく運気が悪い…」と思ったら、自分の星と方位を見直してみるとヒントがあるかもしれませんよ。
五行要約