陰陽道における九星とは|方位や色の意味を解説

占いとして有名な「九星気学」、実はルーツをたどると陰陽道に行きつくんです!

 

九星は「9つの星」といっても、夜空にある星じゃありません。 水・火・木・金・土五行をベースに、「方位・色・性格」までを読み解く、超多機能な術数体系なんです。

 

このページではそんな九星について、それぞれの星の意味や方位、色との関係まで、わかりやすくかみ砕いて解説します!

 

 

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九星とは何か?

九星(きゅうせい)とは、以下の9つの「星」のことを指します。

 

  • 一白水星
  • 二黒土星
  • 三碧木星
  • 四緑木星
  • 五黄土星
  • 六白金星
  • 七赤金星
  • 八白土星
  • 九紫火星

 

それぞれの星には、五行(木火土金水)方位干支などが割り当てられていて、「自分の星」を知ることで性格や相性、運勢の流れなどを読み解けるんですね。

 

九星は毎年「年盤」で位置を変えながら9年周期で回っていくので、暦や方位術と深く結びついています。

 

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それぞれの星と方位・色の対応

九星の基本属性をまとめると、こんな感じになります。

 

  • 一白水星
  • 二黒土星南西
  • 三碧木星青(碧)
  • 四緑木星東南
  • 五黄土星中央
  • 六白金星北西白・銀
  • 七赤金星西
  • 八白土星北東淡白
  • 九紫火星

 

この「星=方位」の関係が、吉方位・凶方位の判断の基本になるんです。

 

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相生・相剋の関係と相性判断

九星の背後にあるのは五行思想です。 この五行には2つのサイクルがあります。

 

  • 相生(そうじょう):木→火→土→金→水→木…補い合う関係
  • 相剋(そうこく):木→土→水→火→金→木…打ち消し合う関係

 

たとえば、木星(木の性質)火星(火の性質)を生む=相生だから、良好な相性とされます。逆に、火星金星を打ち消す=相剋なので、ぶつかり合いやすい関係とも言えるわけです。

 

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性格と運勢にあらわれる九星の象意

九星にはそれぞれ「性格的な特徴=象意(しょうい)」が割り当てられています。

 

たとえば…

 

  • 六白金星:責任感が強くリーダー向き。出世運や金運に恵まれる傾向あり。
  • 七赤金星:明るく華やか。恋愛運や社交運が良好だけど、浪費傾向もあり。
  • 五黄土星:強烈なリーダーシップの持ち主。運勢が激しい分、カリスマ性が強い。

 

このように、九星はただの方位や色の記号ではなく、人間の本質や性格傾向まで読み解く鍵にもなるんです。

 

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実生活での活かし方

じゃあこの九星、どうやって活かせばいいの?というと…

 

  • 生年月日から本命星を出して、自分の運勢や性格を知る
  • 吉方位を選んで、引越し・旅行・転職に活かす
  • 相手の星を知って、相性をチェックする
  • 住居や部屋の配置に活用して、風水効果UP!

 

日常のちょっとした選択にも使えるので、「なんとなく運気が悪い…」と思ったら、自分の星と方位を見直してみるとヒントがあるかもしれませんよ。

 

五行要約

 
  1. 九星は五行・方位・色と結びつく9つの星の体系!
  2. それぞれの星に性格や運勢の象意がある!
  3. 相生・相剋の関係で相性や方位の吉凶を判断!
  4. 吉方位を選ぶことで開運効果も期待できる!
  5. 引越し・旅行・人間関係などに応用可能!