

「人に恵まれるかどうか」って、実は運の大部分を決めちゃいますよね。
風水では、このご縁の巡りを左右する人脈運を高めたい時、まず見るべきなのが西北方位(乾卦)だとされます。西北は金の気。つまり、引き上げてくれる人や頼もしい支援が集まる“磁石”のような方位なんです。
西北を明るく清め、金の気を満たすと、人と機会が自然にあなたへ向かってくる。
本ページではそんな「人脈運を上げる方角」について、実践しやすい整え方を五行の考えと一緒に解説します。陰陽道の空間観や陰陽五行説にも通じるこのテーマを、暮らしと仕事の現場に落とし込みながら一緒に学んでいきましょう!
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西北は乾卦に対応し、貴人・リーダー・外部支援の象徴です。
ここが整っていると、紹介や推薦が不思議と増えていきます。加えて、東南方位は社交や拡大の気を持つため、人が集まる入口や談話の場にすると、関係づくりが滑らかに。
核(西北)で信頼を引き寄せ、前線(東南)で広げる二段構えが人脈運の定石。まずは家やオフィスの中心から見て西北を特定し、物の滞りや暗さがないかをチェックしましょう。
西北を活性化するキーワードは白・金・銀・金属です。壁やファブリックに白、アクセントに金色を少量、置物はメタルやクリスタル。艶のある質感は金の気を増幅します。
反対に、重く暗い色の大物家具や、使っていない段ボールの積み上げは気を止めてしまうので整理整頓を最優先に。必要ならピクチャーライトやスタンドライトで「上向きの光」を足し、引き上げの象意を強めましょう。
小物なら地球儀・金属のオブジェ・上に余白のある棚が好相性。名刺入れやトロフィー、感謝状も“信頼の履歴”として西北へ。
席の配置は背に壁(靠山)・ドアが視界に入るが基本。真正面にドアがぶつかる位置は避け、斜めに見通せると安定します。デスク左をやや高く、右をやや低く整えると情報と実務の巡りが落ち着きます。
玄関やリビングの西北ゾーンは、段差や荷物の山を作らず人の動線をゆったり確保。鏡は出入口に向けて“反射で外へ跳ね返す”配置は避け、側面や斜めに振って光だけを拝借します。
観葉植物を置くなら、鉢は白や金、葉は上に伸びるタイプを。金の気に木の気を少量ブレンドすると「紹介→関係の成長」の流れがスムーズになります。
人脈運は「西北=金」だけで完結しません。ここでは五行の言葉で関係づくりをもう一歩整理します。五行の視点で見ると、人脈が育つ場には次の循環が必要です。
西北(金)で縁を結び、東南(木)で広げ、南(火)で存在感を温め、南西(土)で定着、北(水)で往来を維持。こうした循環を意識すると、短期のご縁が長い支援網へと変わります。
乾は天を象徴し、上へと伸びる創始の力。西北が整うと、いわば“天の徳”が宿り、目上や要職の支援を得やすいとされてきました。
西の白虎が実行力、北の玄武が守護を担い、その交点たる西北に指揮と統率の気が集まる、という古い見立てです。
だからこそ西北は、あなたを次の舞台へ押し上げる「引き上げの扉」。ここを曇らせないことが、最短で人脈運を底上げするコツになります。
五行要約
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