

部屋の片隅に伸びやかに広がるアイビー。その姿を見ていると、なんだか心までほっと落ち着きますよね。
実は風水において、このアイビーは単なる観葉植物ではありません。「縁をつなぐ」「守りを強める」といったエネルギー的な役割を持つ存在として知られているんです。とくに、つるがどこまでも伸びていく性質は“関係の継続”や“愛情の深まり”の象徴とされています。
つまりアイビーを育てるというのは、自分自身の運や縁を、丁寧に育てていく行為なのです!アイビーの存在そのものが、運を“育て続ける”という日々の実践につながっていくのです!
本ページでは、そんな「アイビー」が持つ意味やエネルギーを、「風水」という視点から五行に分けて解説しています。
また陰陽道の自然思想や陰陽五行説とも深く結びつくこのテーマについて、暮らしの中でどう生かせるかを一緒に探っていきましょう!
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アイビーは、風水で“木の気”を持つ代表的な植物です。成長・発展・生命力を象徴し、置いた空間に穏やかな流れを生み出してくれます。
特に玄関や出入口に配置することで、外から入ってくる邪気を葉が払ってくれるとされ、同時に良い気を取り込みやすくなると言われています。また、リビングやキッチンのような陽の気が強い場所に置いても効果的で、アイビーがその場に溜まりやすい陰のエネルギーを和らげる働きをしてくれるんです。
一方で、つるを放置して伸ばしすぎると、気の流れが“絡まって停滞”してしまうこともあるので注意が必要です。だからこそ、こまめに剪定し、すっきりとした形を保つことが運気を活かすポイントなんです。アイビーは「整った気の流れ」にこそ力を発揮するんですね!
方角によって、アイビーが呼び込む運の性質も少しずつ変わってきます。どこに置くかによって、その植物がもたらすエネルギーの質も変化するんですね。
例えば、東や南東は木の気が強く、「成長」や「発展」を司る方角です。ここにアイビーを置くと、仕事運や健康運の巡りが良くなり、前向きな流れが生まれます。
逆に西は「愛情」や「人間関係」に関わる方角なので、恋愛運アップを狙うなら、ハート型に仕立てたアイビーを飾るのが効果的です。
また、北や北東に配置することで、冷静さや精神面の安定を整える作用が期待できます。
さらに、トイレや水回りといった陰の気がこもりやすい場所では、アイビーが空間を中和してくれるため、停滞を防ぐ働きもしてくれるんです!
方角と空間の“性格”を見極めてこそ、アイビーは真価を発揮します!
風水では、植物の“状態”がそのまま運気を表すとされています。
葉が艶やかで元気なら気の流れも良く、逆に枯れたり汚れが目立つと運気が下がると言われます。
また、鉢の素材も大切。陶器の鉢は安定を、ガラスの鉢は浄化をもたらします。白や緑の鉢を選ぶと、アイビーのエネルギーをより引き出せるとされます。
五行で見ると、アイビーは木の気が強く、火や水、土、金といった他の要素と関係しながら空間を整えます。
この五行がバランス良く循環すると、アイビーの“生命の流れ”が家全体に広がります。
古代中国では、絡み合う木々が「人の縁」や「天地の調和」を象徴していました。自然界の姿の中に、宇宙や人間関係の秩序を見いだしていたのです。
たとえば女娃(じょか)が天地を修復したという神話では、彼女が使った蔓(つる)が生命の再生を示す象徴として描かれています。この蔓が伸びていく様子は、絶え間なく循環する天地の力を表しているとも言われます。
こうした神話のイメージになぞらえると、アイビーのつるはまさに「つながりを結び直す力」の象徴です。絡み合いながら伸びる姿には、壊れた関係や滞った氣を少しずつ癒やし、再び流れを生み出す働きが込められています。
つまり、アイビーは天地をむすぶ「小さな蔓の神話」なのです!
五行要約
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