

鮮やかな赤が視界に入ると、なぜか心がグッと動くような気がしませんか?──それが「ルビー」の放つ「火の気」の力です。燃え立つような生命力と情熱を象徴するこの石は、風水でも“動きのエネルギー”を引き出す特別な存在とされています。
つまりルビーは、“動かしたい運を勢いよく前進させる”ための風水アイテムなのです。
本ページではそんな「ルビー」が、「風水」という文脈で持つ意味や効果について、簡潔に「五行」に分けて解説しています。陰陽道や陰陽五行説とも関係が深いこのテーマについて、赤が放つエネルギーの使い方を一緒に探っていきましょう!
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ルビーは五行で火に属する石です。 この“火の気”は、情熱・再生・浄化といったエネルギーを象徴し、滞った氣を燃やして新たな流れをつくる力があるとされます。
「新しいことを始めたい」「気持ちを切り替えたい」そんな場面に、ルビーは背中を押してくれます。赤い輝きがやる気を刺激し、決断力と行動力を高めるのです。
ただし火の気は強すぎると焦燥や怒りを生むこともあるため、扱い方にバランスが必要でしょう。
ルビーは“勢いの炎”。燃やすだけでなく、照らすように使うのがコツです。
赤は風水で南を象徴する色であり、この方角にルビーを置くと、人気運・名誉運・集中力を高めるといわれます。
ただし、寝室のように静けさを求める空間では火の気が強くなりすぎる恐れも。置くなら小ぶりな原石を、目につきにくい棚の上などに控えめに配置しましょう。
ルビーは“エネルギーの導火線”。南に置けば燃え、東に置けば広がる。
仕事や勉強で集中したいときは、机の上や作業スペースにルビーをひとつ置いてみてください。迷いが減り、意志がブレずに前へ進みやすくなります。挑戦や勝負のタイミングでは、ルビーが勇気を引き出してくれるでしょう。
また、キッチンやダイニングなど、もともと火のエネルギーを持つ場所では、より一層の活性作用が期待できます。
逆に、家の中心などに赤いものを集めすぎると、氣が熱を持ちすぎてしまうことも。少し距離をおいて配置し、空間をやさしく温めるイメージで使うのが効果的です。
燃える石を“灯り”に変える感覚で使うと、運気は穏やかに上昇します!
五行の循環では、火は木から生まれ、土を育て、金に抑えられるとされます。 この関係性をもとに、ルビーの置き方にも一工夫を加えてみましょう。
火の気は扱い方次第で活性にも破壊にも転じます。だからこそ、五行の力を借りて「燃えすぎず消えない火」を保つことが大切なのです。
五行を活かすことで、ルビーの火の力が優しく整います!
中国神話では朱雀や炎帝といった太陽や南方を司る神が、赤=火の気を象徴しています。彼らは「燃やす力」と「照らす力」の両方を持ち、混沌を浄化し、道を指し示す役割を担っていました。
ルビーは、そんな“智慧の炎”の象徴とも言えます。心の中に眠る太陽を目覚めさせるような力があるのです。
困難の中でも前を向きたいとき、火を絶やさず守る灯として、ルビーは持つ人を支えてくれるでしょう。情熱の火を怖れず、上手に使う。そこにこそ、ルビー風水の真価があるのです。
五行要約
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