

昔から、犬って「家族を守る頼もしい相棒」ってイメージがありますよね。風水の世界でもその印象は同じで、犬の置物は忠義・守護・家族愛を象徴する存在です。
つまり、犬の置物は“家を守る防御の守り神”なんです。
本ページではそんな「犬の置物」が、「風水」という文脈で持つ意味や効果について、簡潔に「五行」に分けて解説しています。陰陽道の思想や陰陽五行説とも関わりが深いこのテーマについて、家族の絆と安心を保つヒントを探りながら一緒に見ていきましょう!
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犬の置物は、風水的に家庭の安定・守りの象徴として知られています。昔から番犬として家を守ってきたように、見えない「邪気」や「悪い気」も追い払う力を持つとされます。
そのため、家族運を整えたい人や、家庭の中に穏やかな空気を保ちたい人には最適のアイテムなんです。
ただし、犬の持つエネルギーは動的。守る力が強すぎると、かえって“良い気”まで外に追い出してしまうことがあります。だから守護の犬は、家の中ではなく「家を外から見守る立ち位置」がベストなのです。
犬の置物を飾る場所としておすすめなのは、玄関の外側や庭の左側(青龍の位置)です。 これは外から悪い気を跳ね返し、家に入ってくる運気を守るという意味があります。
また、方角的には北東が理想とされ、特に家の正面を守るように配置することで、安定と安心感を高めます。
ただし、玄関の内側や、入ってすぐ目に入る場所に置くのは避けてください。風水的には「良い気の出入りを乱す」配置となり、逆に家庭内での不和を招くこともあるといわれています。
まとめると──
──こうしたちょっとした位置の工夫で、運気の流れがまるで変わってしまうのです。
犬の視線が「家を守る方向」を向いているかどうかが、最も大事なポイント!
犬の置物をリビングに置く場合は、家族の集まる場所を見守るように飾るのが良いとされます。 特に南西の方角は「家庭運」「母性」「安定」を象徴する方位なので、この位置に置くと家庭の和が深まります。
また、家具の陰など目立たない場所ではなく、人の目に入りやすく清潔に保てる場所に飾るのもポイントです。
家族写真のそばに飾るのもおすすめ。絆を象徴するエネルギーが重なり、より守護力が強まるといわれています。
その上で日々の掃除や配置の見直しをすることで、犬の置物に宿る“守りの気”を新鮮に保てます。
犬の置物は「家族の調和を見守る番犬」としての役割を果たすのです!
五行の考え方で見ると、犬は土の気に属します。 これは安定・信頼・持続のエネルギーを意味し、地盤を固める力に関係しています。
犬の置物を使うことで、家庭や仕事、生活基盤がしっかりと根を張るように整うとされるのです。
こうした要素を組み合わせると、犬の「守る力」と「安定の気」が調和して働きます。
中国神話では、犬は神々と人間の橋渡し役として登場します。例えば「盤瓠(ばんこ)」という神犬は、皇帝に仕えて国を救った忠義の存在として語り継がれています。
また、天界から降りた守護犬「天狗」も、災厄を祓い人々を守る象徴。犬は古代からずっと“忠誠”と“防御”の神聖なシンボルとされてきました。
だからこそ、犬の置物には「攻めの運」ではなく「守りの運」を整える力が宿るのです。忠義を尽くす犬の魂は、今も家を静かに守り続けているんですね。
五行要約
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