
陰陽師(おんみょうじ)が使う道具の中でも、とくに日常的に頼られていたのが護符(ごふ)。小さな札に、願いや呪力を込めて持ち歩いたり貼ったり――見た目は地味でも、実はめちゃくちゃ奥が深いんです。
このページでは、陰陽師が使用・関与した護符の種類を一挙に紹介!護符の構造や使い道、神社で今も授与されるものまで、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
まずは、よく目にする基本的な護符からおさらいしましょう。
特に刀印は見た目がインパクトあるので、フィクション作品にもよく登場しますよね!
護符は用途に応じてカスタマイズされるのが特徴。それぞれの願いや悩みに対応して、いろんなタイプが存在します。
つまり、護符って現代の「開運グッズ」そのもの。でも中身は、ちゃんとした呪術の流れに根ざしてるんです。
晴明神社で授与されている護符も人気があります。なかでも陰陽師の代名詞とも言える五芒星が入ったものは見逃せません。
京都の晴明神社に行ったら、ぜひ実物をチェックしてみてくださいね!
陰陽師の呪術の中でも特に有名なのが、九字(くじ)切り。「臨・兵・闘・者・皆・陳・列・在・前」って聞いたことありますよね?
この九字と手印を組み合わせた護符も存在していて、術者の霊的防御を強化する道具として使われていました。
たとえば、
など、術の補強パーツとしての役割があったんです。
護符の一番おもしろいところは、文字や図像そのものに霊力が宿るって考え方。
つまり、呪文や印を紙や札に書いて、それが霊的なスイッチとして機能する。現代のQRコードが情報を読み取るのとちょっと似てますね。
さらに、そこに術者の意志(祈願)が加わることで、初めて効力が発動するという仕組み。持ってるだけじゃなく、「込められた意図」こそが大事なんです!
五行要約