

毎日おいしいごはんを炊いてくれる「炊飯器」。
当たり前のようにキッチンの片隅に置いているけれど、実はその位置や向き、意外と運気に関係しているって知っていましたか?
風水では、炊飯器は「火の氣」を持つ家電とされています。
火は行動力や情熱を象徴する一方で、バランスを崩すと人間関係の衝突や金運の停滞を招くことも。
つまり、炊飯器は“家庭の火の中心”を担う存在であり、その配置が氣の循環を大きく左右するというわけです。
この記事では、陰陽道や陰陽五行説の考え方を踏まえつつ、毎日の炊飯を運気アップの儀式に変える「理想の置き位置と方角」をわかりやすくかみ砕いて解説します。
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炊飯器の置き場所を考えるとき、まず大切なのは火と水のバランスです。
キッチンのシンク(水の氣)や冷蔵庫(水の氣)に近づけすぎると、火の氣と水の氣が衝突し、金運や健康運を下げる原因になるとされています。
また、北西や南など火の氣が強まりすぎる方角は避けるのが無難。南は火の氣が暴走しやすく、北西は金運を流してしまうおそれがあります。
一方で、炊飯器を東や東南の角に置くのは吉。木の氣が火の氣を育てる関係にあり、家庭の発展運や食の恵みを象徴する配置になるんです。
炊飯器を東南の角に置くと「木生火」の関係で氣が活性化し、家族の活力や金運が上向くとされます。
風水では、炊飯器を部屋の角に置くのが安定運を生む配置とされます。角は氣の溜まりやすい場所で、そこに火のエネルギーを置くと空間全体に温かさが広がるんです。
そして、形や色にも意味があります。
丸い炊飯器は「調和」「家庭円満」を象徴し、仕事運をサポート。
四角い炊飯器は「安定」「蓄財」の象徴で、金運アップに向くとされています。
例えば、次のような組み合わせを意識してみましょう。
──このように形と色の調和をとることで、炊飯器自体が“開運アイテム”へと変わります。
気をつけたいのは冷蔵庫の上やシンクの隣に置くこと。
どちらも「水の氣」が強く、火の氣と衝突してしまいます。
また、キッチンの北西や南西は凶方位。
この方位に火を扱う家電を置くと、金運や健康運が低下しやすいとされているんです。
どうしても避けられない場合は、木製のトレイや観葉植物を近くに置くと良いでしょう。木は火と水の調整役で、氣の流れをやわらげてくれます。
そしてもうひとつ重要なのが清潔さ。
炊飯器まわりにこびりついた油汚れや湯気の湿気を放置すると、陰の氣がこもって運気を下げます。こまめに拭き掃除をして、明るく整った空間を保ちましょう。
五行説で炊飯器は「火」の氣を司るアイテム。
そのエネルギーを上手く活かすには、木と土の氣を意識して配置することが大切です。
次のように五行のバランスを考えてみましょう。
──このように五行を意識することで、炊飯器が“氣を育てる台所の主役”になります。
古代中国では、火は文明の象徴でした。
特に「炎帝(えんてい)」は火と農耕を司る神で、人々に調理と食文化をもたらしたと伝えられています。
炊飯器はまさに現代の炎帝の贈り物。 家族を養う“火の神具”として、暮らしに活力と繁栄をもたらす存在なのです。
五行要約
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