

部屋に神社の写真を飾ると、空気がすっと静まり、どこか心が落ち着くような感覚になりませんか?
実はそれ、陰陽道や陰陽五行説にも通じる考え方なんです。
風水では、「神社の写真」は“清めと守り”の象徴とされ、家に穏やかな氣を呼び込み、悪い気を遠ざけてくれる力があると考えられています。
そして古くから陰陽師たちも、祈りや浄化の儀式を通じて場の氣を整えてきました。
その意味でも、神社の写真を飾ることは、現代の暮らしの中に“清らかな祈り”を取り戻す行為なんです。
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神社の写真を飾るときに大事なのは、「守りの氣」を感じられる方角を選ぶこと。
一般的におすすめされるのは北西。
この方位は「守護・支援・信頼」を司るとされ、神社写真の持つ神聖なエネルギーと相性がいいんです。
また、玄関から見て右側(青龍位)も理想的な位置。外から入ってくる氣を清めながら、やさしく家の中へ導いてくれます。
家族を守りたい・心を落ち着けたいときは、北西の壁に穏やかな光の神社写真を。仕事や人間関係を整えたい場合は、玄関の右側に明るい鳥居の写真を飾ると良いでしょう。
神社の写真は「外から氣を迎え入れ、内側を清める」役割を果たします。
飾る写真を選ぶときは、清らかさ・光・自然との調和を感じるものを選びましょう。
例えば──
こんな写真は、見るたびに心が整い、自然と前向きな気持ちにしてくれます。
逆に、暗く湿った印象の神社や、荒れた境内の写真は避けたほうが良いです。そうした写真は「停滞」や「陰の氣」を強めてしまうおそれがあります。
額縁は木製や白系が吉。明るくすっきりとしたフレームに入れることで、氣の流れがスムーズになります。ホコリをためない・傾かせないのも大切なポイントです。
神社の写真は、神聖な氣を持つだけに、どこでも飾って良いというものではありません。
寝室や浴室など、休息や私的な空間に大きく飾るのは避けた方が無難です。
特に寝室では神聖な氣が強すぎて、かえって落ち着かなくなる場合もあります。
また、ドアの真正面や通路の突き当たりなど、“気の通り道”に直接向けるのもおすすめできません。気がぶつかって流れが乱れてしまうためです。
神社写真を飾るなら、玄関ホールやリビングの静かな一角が最適です。人の出入りが多い場所にありながら、敬意をもって眺められる場所。
それが神社写真の氣を最も活かせるポジションなんです。
神社の写真は、五行では「土」と「木」の氣をあわせ持っています。
「木」は鳥居や木々など自然とのつながり、「土」は社殿の基礎や大地の力を象徴します。
この二つの氣をどう活かすかで、家庭の安定感や運気の方向性が変わってくるんです。
五行の視点で見ても、神社の写真は全方位に通じる「守りの象徴」なんですね。
中国神話では、神が降り立つ場所や祀られた社殿は「聖域」とされ、その中心には清めの氣が満ちているとされました。
特に神々が住まうとされる崑崙山や泰山は、地上と天界を結ぶ神聖な門として描かれ、後の風水思想にも深く影響を与えています。
つまり神社の写真を飾ることは、家の中に“小さな崑崙”をつくるようなもの。そこに清浄な氣が宿り、暮らし全体を守ってくれると考えられるのです。
神社の写真は、家に「見えない守護の氣」を流し込む小さな結界なのです。
五行要約
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