

南東の方角って、なんとなく「風が通る場所」っていうイメージありませんか?
実は風水でも、南東はまさに「風の方位」なんです。
この方位には木の気が宿っていて、人とのつながりやご縁を生み出す力があるとされています。だから、人間関係や恋愛運を上げたいときは、南東を整えるのが近道なんです。
本ページではそんな「南東に置くといいもの」が、「風水」という文脈で持つ意味や効果について、簡潔に「五行」に分けて解説しています。陰陽道の自然観や陰陽五行説とも関係が深いこのテーマについて、日常に取り入れやすいヒントを探りながら一緒に学んでいきましょう!
|
|
|
南東は、木がすくすくと育つ「成長と交流の方角」。
人との縁、情報の流れ、そして恋愛や結婚運までを司ります。
この方角に置くと良いものとして、特におすすめなのが次の3つです。
まずは観葉植物。
木の気を持つ植物は南東と相性抜群で、丸みのある葉や明るい緑色のものが理想的です。枯れ葉をそのままにすると気が滞るので、こまめなお世話も運気アップの秘訣です。
次に花柄の布やクッション。
花や木の模様には「木の気」が宿るため、インテリアに使うだけで場が明るくなります。特にピンクやオレンジ、ライトグリーンなどの色味が吉とされます。
そしてアロマやお香などの香りアイテム。
南東は“風”の方位なので、空気の流れや香りを意識することで氣が活性化します。
「香り」「風」「木の気」を調和させることで、自然と良縁が舞い込む空間が生まれます。
南東を整えるときに意識したいのは、「明るさ」「清潔さ」「通気性」の3つです。
どれも“風通し”に関わる大切な要素なんですよ。
窓辺や出入口付近など、風が通る場所がベスト。
木製や陶器の鉢を使うと、自然のエネルギーを取り込みやすくなります。
ピンクやグリーン、オレンジ系がラッキーカラー。
特に春を感じさせる柔らかい色合いが縁を呼び込みます。
柑橘系やフローラル系の香りは、軽やかな風の気を象徴します。
香りを切らさず、空気の流れを保つことで、滞りのない明るい空間を保てます。
南東は「風と香りの方角」。空気を動かす工夫が、運を運ぶカギになります。
せっかくの良い気を保つためには、置くものにも注意が必要です。
たとえば、以下のようなアイテムは南東では避けた方がいいとされています。
これらは木の気を弱め、風の流れを停滞させてしまいます。
もし空間が寂しく感じる場合は、光沢のあるゴールド小物を少し加えると華やかさが戻ります。
木の気を損なわない工夫が、良縁を長く保つ秘訣です。
五行で南東は木の気に属します。木は水から生まれ、火を育てる性質を持っています。
この関係をうまく利用することで、縁やチャンスを育む環境を作れるんです。
木を中心に、他の要素を少しずつ取り入れると、南東のエネルギーがより活性化します。
中国神話では、南東は風伯(ふうはく)が司る方角とされます。
風伯は春の風を起こして種を運び、木々を育てる神様。まさに「木の気」と「風の流れ」を象徴する存在です。
彼の風が吹くことで大地は芽吹き、人々の縁も動き出す──そんな自然のリズムが、南東に宿るエネルギーなんです。
つまり南東は“縁を運ぶ風”の方位。出会いもチャンスも、この風が運んでくれるのです。
五行要約
|
|
|

