

結婚式の写真って、見るたびにその日の幸せな空気を思い出しますよね。
あの笑顔、あの光景──実はそれ自体が“開運のエネルギー”なんです。
風水や陰陽道の考えでは、愛や誓いの瞬間を切り取った写真には「陽の氣」が宿るとされます。
中でも結婚式の写真は、夫婦の絆を強め、家庭全体の運気を上げるアイテムなんです。
陰陽師たちも、人と人との縁や絆の氣を読むことを大切にしてきました。
その流れをくむ陰陽五行説でも、「結び」「循環」「調和」を生む象徴として、夫婦の氣を整える行為が重視されています。
ここではそんな「結婚式の写真」を風水的にどう飾ると運気が上がるのか、具体的に紹介します。
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風水の観点でまず意識したいのは飾る方角です。写真の氣は置く方位で性質が変わるため、目的に合った位置を選ぶのがコツ。
特に東南の壁に飾ると、木の気と愛のエネルギーが調和して結婚運が上がるとされています。
ただし玄関の正面やドアの真正面など“氣がぶつかる位置”は避けましょう。良い氣が跳ね返ってしまうと言われています。
東南の壁に笑顔の結婚写真を飾ると、「縁を深め、幸福を呼び込む氣」が家に巡ります。
飾る写真は、できるだけ明るく笑顔あふれる一枚を選びましょう。暗い写真や古びた印象のものは、氣を沈ませてしまうことがあるんです。
また、フレームや素材も重要なポイントです。
そしてフレームの角が鋭すぎないものを選ぶのもコツ。角が氣を切ってしまうと言われているからです。
香りを添えるのもおすすめ。アロマキャンドルや生花を近くに置くと、写真が発する「幸福の波動」がさらに高まります。
結婚式の写真を飾るのに最も良いのはリビングや寝室です。
リビングは家族の中心となる空間なので、そこに幸せの象徴を置くことで家庭全体の氣が明るくなります。
一方、寝室は夫婦の運を司る場所。寝る前に二人の笑顔を見れば、潜在意識にも良い影響を与えます。
ただし次のように避けたい場所もあります。
飾るときは空間を清潔に保ち、明るく整った壁面を選ぶこと。
写真の前にモノを置かず、光が当たる場所にしてあげると、より良い氣を受け取れます。
陰陽五行の観点から見ると、結婚式の写真は「火」と「木」のエネルギーを持つとされます。
木が「縁と成長」を、火が「情熱と愛情」を象徴しているからです。
そのため、五行の調和を意識した配置が効果的です。
五行を意識して飾ることで、夫婦のエネルギーが調和し、長く続く愛の氣が家に満ちていきます。
古代中国では、夫婦の縁は天が結ぶ「紅い糸」によって定められると信じられていました。
「月下老人(げっかろうじん)」という神様がその糸を司り、運命の二人を結ぶという伝説があります。
結婚式の写真を飾る行為は、まさにその「紅い糸」を日々確かめる儀式のようなもの。 夫婦の笑顔を飾ることで、天と地の氣が循環し、永遠の愛を育てる力が生まれるのです。
現代でも、結婚写真を通してその瞬間の幸福を日常に呼び戻すことは、氣を整え、絆を深める最良の風水術と言えるでしょう。
五行要約
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