

家の玄関で凛々しく構える虎の置物、なんとなく「強そう」「かっこいい」だけで飾っていませんか?実はこの虎、風水ではとても重要な守護獣なんです。
それというのも、虎は四神獣のひとつ、白虎を象徴します。「西を守る神獣」として、家の外から入ってくる悪い気を払い、家庭や財を護ってくれる存在なんですよ。
つまり虎の置物は、“家を護るための守護神”といえるアイテムなんです。
本ページではそんな「虎の置物」が、「風水」という文脈で持つ意味や効果について、簡潔に「五行」に分けて解説しています。陰陽道の思想や陰陽五行説とも関係が深いこのテーマについて、空間の守り方と気の整え方を一緒に見ていきましょう!
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まず知っておきたいのは、風水での虎の役割。
虎は魔除け・守護の力を持つとされ、特に「西方の守り神」である白虎として知られています。
この白虎は、龍(青龍)と対をなす存在。龍が東から良い気を招くなら、虎は西からの悪気を防ぐ役目を担うのです。そのため、家の中では西側や北西に虎を配置すると、気の流れを整え、運を逃さずしっかり守ってくれるとされます。
また、玄関に置く場合は「左側(入って進行方向の左)」が基本。これは、外から入ってくる悪気をブロックし、良い気を通すための配置なんです。
虎は“迎え入れる守り神”として、外を見つめる位置に置くのが理想!
虎の置物は、その強いエネルギーゆえに置き場所がとても重要です。おすすめは玄関・リビング・書斎など、活動的な気が集まる場所。
逆に、寝室や子ども部屋のような静かな空間に置くと、虎の“陽の気”が強すぎて落ち着かなくなってしまうこともあります。
また、置く向きにもポイントがあります。外(扉や窓の方向)を向けて飾ると、外からの邪気を追い払い、守りの力がより発揮されるとされます。
まとめると──
──この3つを守るだけでも、空間のエネルギーがグッと整うはずです。
虎は、見張り役として“外を見つめる姿勢”が開運の鍵です。
風水的に見ると、虎は金の気に属する存在。そのため、素材や色も「金運」「財運」との相性が抜群です。
金属製・銅製・真鍮などの金属系素材、あるいは金色や白色の虎がとくにおすすめ。その上で、金運を上げたい人は金色、家庭の安定を願うなら白やアイボリーを選ぶと良いでしょう。
また、力強い表情・堂々とした姿勢の虎を選ぶこともポイントです。見た目の「勢い」そのものが、空間に勇気と行動力のエネルギーを流してくれます。
虎の置物は“見た瞬間に力を感じるデザイン”が理想です!
五行の観点で見ると、虎は金の気を象徴します。この金の気は、冷静さ・決断力・秩序を司る性質。
しかし、過剰になると威圧的になったり、家庭内の調和を乱すこともあります。そのため、虎を飾るときは他の五行のバランスを意識しましょう。
この五行の流れを整えることで、虎の持つ強い力も穏やかに循環し、安心感ある守護が生まれます。
中国神話では、虎は白虎として西方を守護し、龍(青龍)と対をなして天地のバランスを保つとされています。龍が陽なら、虎は陰。互いに拮抗しながら、宇宙の秩序を支える存在なのです。
家の中でもこのバランスを意識し、右に龍、左に虎を置くと「龍虎相対(りゅうこそうたい)」の配置となり、運気の流れが安定するといわれます。
つまり、虎は「強さ」だけでなく「調和」をもたらす存在。龍と虎が共にあるとき、家の中に宇宙の秩序が宿るのです。
五行要約
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