

「ターコイズブルー」って、ちょっと特別な響きがありますよね。
青でもなく、緑でもなく、その間をゆらめくような色。見ているだけで心が落ち着くのに、どこかワクワクするような不思議なパワーを感じませんか?
風水では、このターコイズブルーが持つ“青と緑の混ざり合い”こそがポイント。
青=「水の気」、緑=「木の気」とされ、両方の性質を兼ね備えた、とても珍しい色なんです。
つまり、ターコイズブルーは「冷静に流れを整えながら、成長を促す」色。
変化を受け入れつつ、安定を失わないバランスを作ってくれるんですよ。
本ページではそんな「ターコイズブルー」が、「風水」という文脈で持つ意味や効果について、簡潔に「五行」に分けて解説しています。 陰陽道の自然観や陰陽五行説とも関係が深いこのテーマについて、暮らしに活かせるヒントを探りながら一緒に学んでいきましょう!
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五行では、「木」は成長や発展を、「水」は冷静さや浄化を司ります。
この2つの要素を同時に持つのがターコイズブルー。だからこそ、柔らかくも芯のあるエネルギーを感じるんですね。
水は木を育てる関係(相生)にあり、ターコイズブルーの中でそのバランスが自然に成立しています。
たとえば、人生の転機や新しい挑戦のとき、ターコイズブルーを取り入れると「焦らずに流れに乗る力」が育つと言われます。
この“水が木を生かす循環”こそがターコイズブルーの真髄。
気持ちを穏やかに保ちながら、前へと進むサポートをしてくれる色なんです。
風水で東は「木の気」を司る方角です。木は朝日とともに成長を始める存在。そこにターコイズブルーの柔らかな水の気を加えると、まるで木々が朝露に潤うように、エネルギーが健やかに育つとされます。
だから、ターコイズブルーのアイテムを東や東南に置くのがおすすめ。
リビングのカーテンや小物、クッションなどに少し取り入れるだけでも、空間の空気がふわっと軽くなりますよ。
逆に、西や南西など「金」や「火」の気が強い方角では少し相性が弱まります。もし使いたいときは、白やベージュなど中和する色を組み合わせるといいでしょう。
ターコイズブルーは、見ているだけで心がすっと落ち着く色。
それでいて、心の奥に眠っていた発想力や好奇心を引き出してくれるとも言われます。
仕事や勉強に行き詰まったとき、この色のアイテムを身の回りに置くと、ふとしたひらめきが訪れることも。
特にデスクの上に小さなターコイズの石を置くのはおすすめです。精神を整えつつ、クリエイティブな流れを呼び込む効果が期待できます。
ただし、濃いターコイズを広い範囲で使うと、陰の気が強くなりすぎることも。やや明るめのトーンで取り入れると、空間がやさしくまとまりますよ。
陰陽の視点で見ると、ターコイズブルーはやや「陰寄り」の色。
静けさと冷静さを象徴しますが、それが強すぎると内向的になってしまうこともあります。
そこで大切なのが「陽の要素」との調和。
たとえば、ターコイズブルーに淡い黄色や白を合わせると、陽のエネルギーが加わり、明るく前向きな気が巡りやすくなります。
色の調和は、人の心の調和でもあります。
ターコイズブルーを通して、「静」と「動」、「内」と「外」のバランスを感じることができるでしょう。
東を司る神といえば青龍。青龍は春の象徴で、草木の成長を守護する存在です。
その鱗の色こそ、まさにターコイズのような青緑だったとも言われます。
青龍の力は「流れを生み、命を育む」こと。
この考えは、ターコイズブルーの持つ意味とぴったり重なります。
つまり、ターコイズブルーを東に置くというのは、“青龍の気”を招くことなんです。
家の東側にターコイズブルーの花瓶やカーテンを使えば、青龍が通う道を整えるように、成長や調和の気が巡りはじめますよ。
五行要約
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